がん周辺の体内悪化現象 その1

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こんにちは、

ガン治療において、自分の症状が何故改善されないのかについて、主治医から詳しく聞かされることは非常に少ないと思います。

ご自身の状態と治療の経過について事前に内容が理解できれば、対処のしようがあるものです。ご自身の「生き・死にの問題」です。主治医を信頼しても信用するな!

ご自身のチェック項目として、医学博士宇野克明著「積極的がん免疫治療」より、引用させて頂きました。何回かに分けてお伝え致します。

①<がん周辺の体内悪化現象>

がんはノンビリとした正常細胞とは異なり、爆発的な成長速度を誇る「暴走」細胞です。
大きく育つために日々大量の酸素と栄養源を必要とし、独自の「がん血管」が作り出されていく。特に大量の血液によって運び込まれた酸素は、がん細胞の隅々で大量消費され、強大なエネルギーを生み出すのです。
このようにがん細胞の内部は大量の酸素によって著しく酸化するのと引き替えに、増大・悪化を繰り返しているのです。

ところがもしがんに対抗する免疫リンパ球までもが酸化してしまうと、全く使い物にならなくなってしまう。そうなるとリンパ球も、むしろがんの成長を促す作用を引き起こしてしまう結果となる。もちろんがん細胞は著しい酸化を好み、自らの身を守るためにも「多少の酸化」はなんのその。

ガンが大きく成長するのに伴って、がん内部の酸化はよりいっそう強いものとなる。こうなるといくらがん治療の特効薬となる「抗がん剤」があったとしても、あるいは各種がん免疫治療を行ったとしても、自ずと効果は出にくくなる。その仕組みは「細胞膜の酸化」にあった。

がん細胞が大きく成長するに従い、強い酸化状態はがん細胞の膜までも「強い酸化膜」に変えてしまうのだ。がん細胞に限らず人間の細胞はすべて外側が「細胞膜」に囲まれている。

細胞膜にはリン脂質と呼ばれる成分が含まれ、これが適切に機能することで細胞内外の物質出入りが円滑にいくのです。
ところが酸素を大量に消費するがん細胞は細胞膜に含まれる脂質も酸化させてしまう。その結果、がんの細胞膜は有害な過酸化脂質を多く含むものに変わってしまうので。

大半が過酸化脂質で占められてしまったガンの細胞膜は、ミクロレベルでみると非常に硬く、ほとんどの医薬品を受け付けなくなってしまう。治療に用いる医薬品が、がん細胞の中にしみわたらない限り、その効果を期待しても無駄である。

末期になると、たとえ強い抗がん剤に変えても次第に効き目がなくなってしまう原因は、このような細胞の「膜酸化」が関与しているためであったのです。

当然がん免疫治療病院では、CS-82やD-12成分によってリンパ球の環境維持に努めるが、このように相対的にがん細胞の活動性が高まってしまうケースも稀ではない。

このような時だけは抗がん剤治療(がん免疫治療病院ではカテーテル治療)も避けられないが、その効果もがん細胞にしみわたらなければ全く意味をなさない。

②<免疫キレーション点滴治療>

こうした時もがんの活動性を下げる治療に先立って「免疫キレーション点滴」を行い、急速にがんの細胞膜環境を整える必要がある。この治療は抗がん剤治療を行う2~4週間前から、強力な抗酸化剤とアミノ酸系薬剤を混ぜた点滴を外来で行うものであり、副作用は全くない。
しかし末期がんの治療事情にもれず、現時点では保険適用がない。

キレート系成分は抗がん剤治療をしている方や現在実施中の方、あるいはがん免疫治療病院でがんカテーテル治療を行う予定の方に望まれる併用治療です。

③<がんカテーテル治療>

がんカテーテル治療は抗がん剤を直接、がん腫瘍へ注入する治療である。それによってがん細胞の表面や内部に科学的なダメージを与え、それまで活発だったがん細胞を弱らせるのである。

点滴や内服によって行う行う抗がん剤治療は、必要のない全身にまで影響を与えてしまう。そしてがん細胞に十分な量を行き渡らせるには、抗がん剤量も大量に投与しなくてはならない。

ところが大量に入れた抗がん剤も、体内で4,000cc近くある血液と混ざり合って薄まってしまい、結局その効果も一時的ですぐぶり返してしまう。入れる抗がん剤が大量で効果も少なく、ひどい副作用に悩まされる。こうした抗がん剤の全身投与のデメリットをなくすために、がんカテーテル治療は好都合である。

がんカテーテル治療では抗がん剤を薄めずにがん腫瘍のそばに少量投与するだけで、強力な作用を発揮するのです。こうして局所だけを中心に抗がん剤を注入すると、かなり活発で手強いがん細胞も大きなダメージを受けることになる。

こうして抗がん剤で活動を抑えた後は、がん免疫治療によって事前に強化した免疫・リンパ球が、容易にがん細胞を排除し始めることになる。

がんカテーテル治療の方法は、足の付け根にある血管を「カテーテル」と呼ばれる細いポリエチレン製の管を通し、目指すがん腫瘍に先端を到達させる。

そうしてからがん腫瘍局所に濃い濃度の抗がん剤を注入し、時には塞栓物質と呼ばれ医療材料も詰めて治療は終了する。

およそ1時間以内で終わるこの治療の副作用は、抗がん剤の全身投与と比較にならないくらい少ないことが特徴です。しかしがん腫瘍に入り込む細い血管を探し出す技術が要求されること、そして特殊なカテーテルを使う、いわばミクロの手術のため5~7日の入院治療が避けられない。

但し、がん腫瘍の局所に抗がん剤を注入し、活動性を局所的に抑えても、そのままではしばらくすると再びぶり返してしまう。そのためがん免疫治療を事前から併用しておかないと、治癒せしめるのは難しい。

この他体内のがんが多発、あるいは著しく大きい場合は、一度の治療効果が限られる。そして首から上に生じたがん腫瘍や、全身状態が悪化していわゆる寝たきりに近い状況になった場合には、治療不可能であることを知っておく必要がある。

そこでがん免疫治療病院ではCS-82とD-12成分を併用したがん免疫治療や、免疫キレーション点滴をあらかじめ行ってから、がんカテーテル治療のスケジュールを決めていく。(図表109)
このようにがんカテーテル治療を行う場合は、事前から免疫力の強化が欠かせない。その上でがんのカテーテル治療ががんの活動性を下げたなら、引き続き免疫治療の効果がきわめてよい予後をもたらすケースも多いのです。
④「治療適応の条件」

それぞれの治療を受けるに際し、おおむね次のような条件を満たす必要のあること、そして治療開始前に「がんリスクチェッカー」によって病状調査の必要なことを事前にご確認されたい。

● 基礎治療:がん免疫治療(CS-82、D-12など)

すべての治療に先立って必要となる基礎治療です。
各種成分を経口投与する必要上、食事や経口服薬が可能なことが最低条件となります。もし腸閉塞などによって口からものがとれない場合には、先ずこれらの改善を待ってから治療することになります。

また治療を行っても経口摂取・服薬が全く不可能な場合、通常のがん免疫治療は不可能です。ただし状況によっては外来で免疫キレーション点滴と検査から始める事も可能な場合もあるので、あらかじめ外来診察や検査によって可否判断をしてみるのもよいでしょう。
● がんカテーテル治療

がん免疫治療を基礎としながら必要に応じて免疫キレーション点滴なども併用するため、それらの治療適応は事前に満たす必要がある。

また入院の上で処置や抗がん剤投与を伴う治療のため、危険性も含め全身が著しく衰弱した方や重篤な呼吸・循環障害を伴う方、あるいは痴呆・錯乱状態などの症状のある方には実施は不可能です。

また血栓による合併症を未然に防ぐため、自力歩行と日常生活動作が可能なことも要求される。寝たきり状態や各種感染症、腸閉塞、黄疸、肝不全、腎不全などのないことも前提となります。

治療部位に関しては病変部が肩より下(頭部・頸部以外)である必要があります。個別部位の治療可否判定は外来での諸検査後に行われる。

● 胸水・腹水治療

治療適応の条件はがんカテーテル治療に準ずる。ただし実施の治療判断には画像診断も必要となるためカテーテル同様、外来にてチェック後に可否判断をしています。

次回<⑤随伴症状の改善>に続きます。

 

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