NHK番組「あなたのがん見つけます!超早期治療への挑戦」

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こんにちは、

先日、NHKのクローズアップ現代で放映された情報をお伝えします。

2015.7.1 NHKクローズアップ現代
「あなたのガン見つけます!ー超早期治療への挑戦ー」

がんもアルツハイマーも夢の超早期発見!「血液・唾液一滴でがんを見つけ出す診断」

血液、唾液一滴でがん・アルツハイマーを初期の段階で見つける超早期の発見技術が世界中で開発されている。一部試験的な実験も始められている。
手軽な方法で様々な方法でがんを高い精度で診断でき、転移があるか無いかを判る診断法を医療費の削減に繋がると国家プロジェクトを推し進めている。

① 一滴の血液でがんを超早期に発見できる夢のような診断法が国家プロジェクトとして始められている。
拠点の国立がんセンターで九つの大学と六つの民間企業が結集している。
落合孝弘プロジェクトリーダー

「バイオマーカー・マイクロRNA」の発見

◎この透明な上澄みの部分にマイクロRNAがあります。
がんを早期に発見するための武器が血液中にあるマイクロRNA、がんの増殖や転移に深く関与する物質です。

がん細胞は生まれた瞬間から特有の物質、マイクロRNAを出していることが確認されています。
がん細胞を攻撃する免疫細胞を押さえ込むなどの働きがある。
このマイクロRNAを検出できれば、レントゲンやMRIなどの検査で見つけられない小さながんでも捕らえることが出来る。

がんの出来る部位によってマイクロRNAのタイプが異なることが判ってきました。
七万人の血液の分析をしています。

四年後までには、肺がん・乳がんなど13種類のマイクロRNAを特定する計画になっています。「食道がん、肺がん、肝臓がん、胆道がん、前立腺がん、肉腫、神経膠腫、乳がん、胃がん、膵臓がん、大腸ガン、膀胱がん、卵巣がんetc」を一度に超早期のがん発見に繋がるように進めている。

マイクロRNAを血液中で見るだけで体の中のがんが今どういう状態かつぶさに手に取るように判る。疾患の早期の芽を知ることが出来、それを早く摘むことが健康で長寿の時代を実現する!

「唾液を徹底分析!がんを早期発見」  慶応大学先端生命科学研究所(山形)

唾液に含まれるアミノ酸や糖などの成分を分析してがんとの関係性を研究している。
現在400例。

高精度の機器により唾液をイオン化します。500種類以上の成分に分解され、一つ一つの量が特定される。3000人をビィックデーターとして蓄積している。

唾液の分析データーをまとめた代謝マップを作成する。がんが発症すると関連するデーターが点滅する。
がんの方は、ここの物質がものすごく少ない、ここの物質が多い、乳がん、大腸ガン、膵臓がんをごく初期に発見することが判った。

唾液で発見することができるなんて世界中で誰も思っていなかった。
確固たるエビデンス(証拠)、しっかりしたものが出てきている。

「唾液を採取したクリニックの70歳代の男性」は、がんの可能性が高いことが検出された。医師が精密検査をしたところ少し大きめのポリープが大腸に見つかりステージ0が見つかった。内視鏡の日帰り手術によりポリープを取り除くことが出来た。

唾液によって、一度に網羅的にがん検診が出来れば素晴らしい検診システムになる。

司会者と医師とのQ&A  <国際医療福祉大学 学長 北島政樹さん>

患者は身体に優しい低侵襲(ていしんしゅう・患者に負担が少ない治療)を望んでいるので、唾液・体液・血液を使ってがんがスクーリング出来れば望ましい方向だと思う。

Q:がんの発見の切り札マイクロRNAでどこまでの精度で発見できますか?

A:マイクロRNAは、タンパク質の複合体であり、ある膜の中に含まれているので安定しています。高感度の検体として検出される可能性が非常に高いので精密な診断がつくと思う。

Q:従来の腫瘍マーカーと比較した場合はどうですか?

A:腫瘍マーカーは早期のものを診断できないことも多いし、それから炎症とかも高く出ることがあるのでがん細胞を中心としたマイクロRNAを診断できれば素晴らしい診断方法であるといえる。

Q:具体的には、乳がん、大腸ガンで進んでいると聞くがその精度は具体的に確かなのか?

A:乳がんで90%の精度の結果が出ているので非常に高いと思う。

Q:信頼性が高いのをどうやって確認できているのか?

A:マイクロRNAの異常値が出たものを実際の臨床データー、病理データーと綜合することによって、このがんならこういうものが出るとかビィックデーター7万人とすり合わせて一つのエビデンスとして出してくればと思う。
4年後には、13種類のがん種が出ることになっている。

Q:唾液はどうですか?

A:まだ3000人のデーターを集めただけなのでスクーリーング段階でいわゆる臨床研究まで進んでいない段階と認識しています。

実際の現場での症例が報告されています。
一部では、実際に行われており、早期診断の結果に戸惑う状態も出てきています。

例1.マイクロRNAの検査(広島市)の医院では、男性45歳

3万円で検査を受ける。
自分がいったいどういう結果が出るのか?どういうものが出てくるのか?今からとても楽しみにしています。

血液の解析をしているのは、広島大学のベンチャー企業、現在膵臓がん、乳がんの早期発見に取り組んでいる。全国各地で600人が検査を受けている。

解析から1週間後「膵臓がん」の判定C、やや高い!疾患リスク40~60%以下。
膵臓がんのマイクロRNAが見つかった。

超音波検査では、画像では確認できなかった。
マイクロRNAは、画像に出ない小さいところから捕らえることが出来る。

がん細胞があるとマイクロRNAが出ていることであるが、身体の免疫細胞の機能が働くとがん細胞は増殖することが出来ず、大きくなることが出来ません。

患者は、がん細胞があると判りながら直ぐに治療が受けられない!当面は経過観察するしか無く、不安な日々を送っています。
膵臓がんのリスクが常にあって、がんについては常に意識しながら生活していきたいと思います。

◎検査結果を患者にどのように伝えればよいか、大学教授や医師の話し合いでは、

A:ほんと!まだ見えないがんを見つけられた時にどうすればいいかというところまでちゃんと情報がないとまずいと思うのです。

A:自分の将来どうなるのだろうかという不安、早く見つかるんだろうか、直ぐに進行するのではないかという不安もあるし、

A:患者が何回も来て相談に乗るとかですね、なかなか難しいけど医師がやるしかないと思っていますけれどもなかなか現状としては独りの医師がやるというのは難しい。

各医療現場での情報を共有して、患者との接し方を模索しています。

Q:検査を受けて治療法が判らない患者にどう向き合いますか?

A:検査をする前に、この検査の利点や欠点、この疾患に対しては治療法はまだ無いというインフォームドコンセントを検査する人にハッキリ伝えておくそれが非常に大事です。

Q:その上で、その検査結果を知りたいかとまで確認するのですか?

A:そこまでする必要があります。
もしこれを受けた方がポジティブな人だったら、期間を決めて検査を進める。
ネガティブな人には、チーム医療で医師以外の人とも一緒に患者さんと向き合う。
例えば臨床心理士と話し合うなどのチーム医療が大事です。

Q:これだけ簡単に、血液一滴、唾液一滴でできる簡便な検査になりますと体系がないままに之を進めますと拙いのではないでしょうか?

A:はい、ですからそれに対するフォローアップシステムをしっかりやって、こういう検査を進めるということをしておかなければいけない!

Q:新しい超早期にがんを発見することが出来ることになることによって今度はガン治療がどのように変化すると思いますか?

マイクロRNAががんがありますよ!と言う時に微小がんを画像で現すことが追いつかない状態です。診断方法を研究する必要があります。同時にもし早期で判れば患者さんに優しい治療法が可能になります。患者にあった戸別治療が可能になります。

Q:切除する場合は小さい部分で済むとか、超微小がん細胞を捕らえて新しい治療法が生まれてくる可能性もありませんか?

A:要するにがんの三大治療は「手術・抗がん剤・放射線治療」と言われていますが、それ以外に「免疫治療」とか色々な治療法が出てきていますし、治療法も高齢化社会に代わってくると思います。

Q:これから精度が信頼性のあるものに高めていくのに必要なものは何ですか?

A:それを受ける側もする側もお互いが検査法を十分に認識した上で行わないと行けない。

まとめとして、病理とビィッグデーターとすり合わせることによって科学的なエビデンス信頼性を高めていくこと、そして情報を提供していくことと結んでいました。
<ヒデちゃんのコメント>

少し早すぎる情報であるように思いますが、未来に対する期待が持てる情報でした。
4年後に13のがん種が一度で判る時が来たら是非普及して欲しいと思います。

3万円(3種類)で出来るなら画期的なことだと思いますが、13種類だと13万円だといわれると普及がしづらいと思います。

現在でも27項目の高精度血液検査システム「がんリスクチェッカー」による、全身のがん状態検診システムも12万円のために一般への普及が進みません。
がん判明率は、88%であり2万例以上のエビデンスにあるのにも関わらず、普及のテンポは遅いです。

腫瘍マーカー検査に対する評価の低さが強調されていましたが、培養の仕方や、検査データーの蓄積の量によってその判断基準が大きく変動があり、信憑性にも優劣があります。
一般論で断定してしまう情報提供は、いかがなものかと思います。
炎症の弊害やその他の要素を考慮して、判定に支障が来さないように、補完する検査項目を同時にする必要があります。

もし、早期発見、早期治療法にご関心がある方は、次回の高精度血液検査システム「がんリスクチェッカー」と「がん免疫治療」についての現状をご参考にして下さいませ。

<完>

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