「日本の行事いろいろ」

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こんにちは、

「日本の行事いろいろ」2015.6.2

お一日参りをした、七社神社で頂いた六月(水無月)の広報誌にちょっと良い話がありましたので引き続きちょっと寄り道です。

<山開き>

日本ではそれぞれの山に神が宿っている。 登山者が山に登るとき、山の神に安全が守られていると信じている。 
さこで夏山シーズン到来を前に山の神に祈願するための行事を行う。
神職が登山者の安全を祈る祝詞を奏上する。 なお、平成二十八年から海の日に対して山の日(祝日)を八月に定めている。

<さかき(神樹)>

まず「大言海」の「さかき」(神樹)の解説を見ると、
「境樹の儀、磐境(いわさか)の木」の意で、「神の鎮まりませる地の区域の木。常緑木にもあれ、落葉木にもあれ、種々の樹木の神境に植えてあるに就きて称する語なり。」とあり「さかき」(榊)の語源を明確に解説している。
「真賢木(まさかき)(古事記)」、「真坂樹」などの借字用法から、さかきは境木であるという。

今、榊といえば、ツバキ科の常緑高木のことであるが、肉厚の葉でちょうど手の平を広げたように葉を茂らせる。椿ほど光沢はないが、瑞々しい緑色の葉は美しい。
夏に白い花をつけ実をつける。

温帯に自生するものだから東北地方も北部に行くと育たない。東北や北海道では、榊の代わりにヒバなどを用いる。

元来「さかき」は今の榊に限定されるものではなく、普通の名詞の「境木」であった。
サカは境で、神の世界との境木と理解である。

つまり神々の世界への橋がけである。だから神々の神離(ひもろぎ)ともなるのである。神々の依代である。これにはさまざまな木が用いられてが、やがて今の榊に一定するようになった。

榊は、神木の合字で国字である。木祀、木定の字を当てたというから、榊の字に定着するまで少し時間の経過があったと推測される。

日常よく使われている言葉の古諺を正しく知ることが出来て、ちょっと安堵する。

<完>

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