「今いくよさん・胃がんで逝去」

imaikuyo

「今いくよさん、胃がんで逝去」2015.5.28

こんにちは、

今朝、NHKの番組で今いくよさん67歳が昨日「胃がん」で亡くなられたというニュースが入ってきた。9月にガンが発見され8ヶ月で亡くなられたことは末期がんのステージⅣだったのでしょうか?

又一人、昭和の伝説が消えた。上方女流漫才士の草分け、小気味よいやりとりは上方だけではなく関東の私たちにも楽しめたものでした。

二十年前、大阪に三年程転勤で居ましたが、やはり花月で見るのはテレビで見るのとでは違っていました。舞台と客席との臨場感はやっぱり本場です。
もう、見られないのがとても残念です。 ご冥福をお祈り申し上げます。

昨日に続き、今日もガンによる著名人の訃報に接し、団塊の世代の方が六十五歳を過ぎてきた今、益々検診が大事になってきていることに気づいて欲しいと思います。

私は、毎年行われる定期健康検診の時に、前立腺がんの検診のために別途に腫瘍マーカー<PSA>検査(私費)を行っています。お陰様で5年間数値が一定で安心しています。

そこで、血液採取するだけで何も痛くなく、時間もかからず、恥ずかしいこともなく簡単にできる腫瘍マーカー検査をお勧めします。
一般的にがんの部位に共通している腫瘍マーカー<CEA>を検査されていると、「乳がん、胃がん、肺がん、大腸ガン、膵ガン、胆道がん」のガンの兆候が判ります。早期発見に繋がりますのでお勧めします。

この腫瘍マーカーを全種類一回で測定し、全身の全部位のガンの兆候を早期発見するのが、ガン血液精密検査システム「ガン・リスクチェッカー」検診です。
保険診療適用外ですので129,600円かかってしまいますが、50歳を過ぎたら確実にガン年齢に達していますので、二人に一人が日本で破顔でなくなっている現在、痛い想いをする前に、安心のために検診をされることをお勧めします。<イムノセラピー友の会で受診できる医療機関をご案内できます。>

「胃がん」についての情報をお伝えします。

 

2010.8.1放映、2011.2.6再放映

「胃がん治療の最前線」キャンサーボードTV

年間34万人、これはがんで亡くなる日本人の数です。
ここ30年、日本人の死因でドップであり続けるガン。
しかしガン治療は日々変化しています。

担当医:岐阜大学院腫瘍外科学分野 吉田和弘教授
(消化器癌を中心とした治療研究・最新のガン治療の開発に取り組んでいる。)

Q.胃がんの構造について教えてください。

A.「胃の機能」
食べたものを貯める→胃酸を分泌→攪拌→十二指腸・小腸に流す
小腸での消化吸収を助ける。

「胃の構造」
粘膜上皮    粘膜筋板     粘膜下層      固有筋層     漿膜(しょうまく)
併せて5層に分かれています。

Q.胃がんが出来やすい場所はあるのですか?

A.胃がんは表面の粘膜から出来てくる。胃粘液の分泌細胞、導管から発生する。
粘膜下層までに止まる癌を早期がんと呼んでいる。

「胃がんの特徴」
Q.年齢や性別によって特徴があるのか?

A.年齢別胃がんの罹患数
若い人でもありますが、年齢とともに高くなって、ピークは65~70才で、男性の方が少し高い。

「胃がんの死亡者数」
死亡者数を見ると劇的に減っている。
男女とも1960年の統計から見ると2005年には、男性は1/3、女性は1/4になっている。

胃がん死亡者数減少の理由
①食生活が大きく変わってきて,塩分摂取量の減少。
②検診の普及と早期発見
早い段階で見つけ適正な治療を受けたから死亡者数が減ってきたと解釈している。

「ヘイコバクター・ペロリ」
胃の中で生息するバクテリア
ヘリコバクター・ピロリ菌が胃に炎症を引き起こしガンになり易くなる。
それに塩分とかたばことか外的要因が重なってガンになると言われているが、ピロリ菌がいない患者も胃がんになる人もいる。

「症状」
Q.胃がんの特徴的な症状はあるんですか?

A.胃がんに特有な特徴はありません。
ただ、食欲不振、腹痛などを感じる場合もある。
市販の胃薬で症状を抑えてしまい、ガンの進行を見逃す場合もあるので要注意。
次に症状が出る時には進行がんになっていたと言うこと往々にしてある。

「進行がんの症状」
嘔吐、腹痛、吐血、便の黒ずみ(疑わしい場合は検査が望まれる)

「胃がんの予防」
確定的な予防法は判っていない。検診を受けて早期に発見することが大切

「検診と検査」
症状がないのに何故検査するのですかと聞かれるのですがそれが「検診」
異常があって受けるのは精密検査。症状がないからこそ検診を!

検診で早期に見つかればラッキーであるし。無ければもっと良い。
40才を過ぎたら年に一回は胃がん検診を受ける

「胃がんの検査方法」
①胃エックス線検査(バリウム検査)
胃を膨らませて二重造影コントラストをかけて広がりが判る検査

②内視鏡検査
直接胃の中が見れるので進行がんや表面に限局した早期なものも見えてくる。今最も有効な検査と思っている。但しスキルス癌は内視鏡で見逃されることがある。バリウムであれば割とよくわかるので両方組み合わせることが大事。

③超音波内視鏡検査
癌の深さ、浸達度を測る。

④CT/MRI
全身転移の有無を調べる

⑤注腸検査
癌が散らばっている可能性がある場合。

「早期がんと進行がん」

早期がん
①粘膜内に止まっている
②粘膜下層に浸潤

進行がん
③固有菌層に浸潤
④固有菌層を超えて浸潤
⑤漿膜(しょうまく)を超えて浸潤
⑥隣接臓器へ浸潤

進行がんで手がつけられないのかと言うとそうではなくて、癌が筋肉まで達した状況を行っているので治療が受けられないと言うことではない。

「胃がんの病期(ステージ)」
すべての患者さんがこのステージの中に入るのですが、5年後にどのくらい活躍できるかが統計的にある程度判る。
ステージが治療法を決める目安になる。

「標準治療」

一般的な指標、ガイドライン
科学的根拠に基づき、現在利用できる最良の治療法。

「外科療法」

<胃がん治療法決定までの流れ>

「検査」
「診断」

「早期がん」

①リンパ節転移無し
内視鏡手術(EMR.ESD)、縮小手術

②リンパ節転移有り
縮小手術・定形手術
化学療法・緩和手術・拡大手術

「進行がん」

定型手術
拡大手術
化学療法・緩和手術・拡大手術

「遠隔転移有り」

化学療法・緩和手術・拡大手術

「定型手術」

胃切除:下を取るのか上を取るのか全部取るのか3つある。
胃の2/3以上切除。第2群リンパ節切除

リンパ節切除:臓器の再建

「拡大手術」

癌が浸潤している他の臓器も切除(他の臓器を合併切除)

「内視鏡手術」

表層にあって2cm以下のものは、口から内視鏡を入れる専用器具で癌の部分だけを切り取る。
胃の機能が温存できる。患者の体の負担が少ない。

「開腹手術」

内視鏡摘要以外の早期がんは開腹手術

「縮小手術」

①切除する胃の量の縮小
②切除するリンパ節範囲の縮小
③アプローチの縮小(腹腔鏡手術)
王貞治前監督は腹腔鏡手術をしている
今はあくまでオプションで臨床研究中の段階。
自分の胃がんのステージを理解して主治医とよく相談して治療法の選択をして欲しい。
「薬物療法」

Q.薬物療法はどのようなものがあるのでしょう?

A.薬物療法は2つの方法があります。

<薬物療法の目的>

①術後補助化学療法(手術後の再発予防)

ステージ2.3のガン対照
抗がん剤「S-1」を1年間投与

②術前化学療法(転移・再発した癌に対する治療法)

薬物療法で胃がんを小さくした後手術で取り除く場合もあるので積極的に薬物療法されることをおすすめします。

「再発・転移」

Q.転移が起こっている患者さんへの薬物療法にはどのようなのがありますか?

A.進行・再発ガンに主に用いられる抗がん剤

S-1 + シスプラチン  現時点で最も推奨できる
S-1単独、 5-FU単独

体質や副作用によって抗がん剤の種類・組み合わせは変わる。

Q.分子標的治療薬は胃がんではどうなんですか?

A.分子標的治療薬は、ガン増殖に関わる特定の遺伝子に働く薬。
効果的な癌治療薬として期待されている。

A.分子標的治療薬は、乳ガンとか肺がんとか、大腸ガンとかではどんどん分子標的治療薬が取り入れられています。

胃がんについてもHER2と言って乳ガンで注目されていますがHER2陽性の胃がん患者さんに対してもHER2の分子標的治療薬がよい結果を出していますので将来的には胃がんにも摘要になってくると考えています。

「胃がん治療の今後」

胃がんは早期に見つかれば必ず治るガンのヒトツです。
早期がんであれば内視鏡治療、腹腔鏡治療などで低負担の治療法もあります。

進行がんでも日本の技術レベルは世界の最高クラスですから胃がんになって治療をちゅちょされる方もおられますが是非前向きに治療を受けて頂ければと思います。

Q.先生が治療時にモットーとしていることはありますか?

A.先ず、患者さんが自分の家族だったらどうするかと考えて行きたいです。

色々な治療を提示する中で一番良い治療を提示しても患者やご家族が理解して頂けないといい治療とは言えないので、ご理解頂く努力をすることと、治療が終わり退院される時に、治療を受けて良かったと言われることがガン治療をする医師の喜びではないかと思っています。

Q.患者さんが納得する上での大切な事は何ですか?

A.途中で浮かんできた疑問を疑問として残しておかないで必ず質問して自分の納得するまでお話しをすることが大切です。

それが主治医と患者さんとの信頼関係に繋がります。

このように担当医師は結んでいます。

<ヒデちゃんのコメント>

最後に心がけていることで結ばれておりますが、私がご縁のあった方々は患者さんとして主治医とのコミニュケーションが悪く、皆さんご不満をぶつけてきます。
是非、多くの医療現場で主治医の先生が患者と家族の立場に立って納得のいくまで話して頂く様に切に希望するものです。

<完>

 

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